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【2】セックスレス体験記 -迫り来るセックスレスの足音

この記事を書いている人
  • 元セックスレス
  • レスり側(拒否側)の妻
  • 夫を大好きなのにできなかった
  • 努力の末に1150日後にレス解消

相手拒否のセックスレスに、解決の糸口が見つからない…
相手が何を考えているのか分からない…

セックスを拒否される側は、自信を失ったり悲しくなったりして、
一刻も早く解決したいのではないでしょうか。

私たち夫婦は
互いに向き合い、時にぶつかり合いながら
様々な取り組みを重ねた結果
レス開始から約3年後セックスレスを解消しました。

セックス拒否側だった私が、何を感じていたのか。
何をきっかけに、考え方を変えていったのか。
それを時系列で詳しくお伝えします。

私の体験談が、皆さんのセックスレス解消の糸口になりますように。

目次

セックスレスの予兆はあった

前記事では「ある日を境に突然」と書きましたが、
実は、その予兆が存在していたのです。

予兆が生まれたのは、子どもの出産後

家事と育児に追われて、あっという間に過ぎていく一日。
子どもの命の全責任が自分にのしかかっている気がして、
どこか常に緊張しながら日々を過ごしていました

また、子どもの発達で気がかりがあった事があり、
一人の時間はずっとスマホと睨めっこ。
気が休まることなんてほとんどなかったです。

毎日を過ごすだけで精一杯。
子どものことと、家事のこと。
私の頭の中は、その2つで占められていて
他のことを考えたり感じるスペースがほとんど残っていませんでした。

気がついたら、性欲がスコンっと無くなっていたのです。
「それどころじゃない」というのが正直な思いでした。

セックスする曜日を決めてみた

セックスする気はほとんど起きないけれど、
夫のことは好きだから、セックスをしたいという夫の気持ちには応えてあげたい。

その解決策として、私たちは「セックスする曜日を決める」ことにしました。

たった週1回
週1回やれば、その他の6日は絶対にやる必要がない。
さらに月1回は生理で潰れるから、月に3回頑張るだけ。

セックスしたいという気持ちなんて、私の中にはもうほとんど残っていないけれど、
月に3回くらいなら頑張れる。

いやむしろ頑張らなくてはならない
それくらいので妻としての務めが完了するならお安いご用だ。

私にとってもこれは好条件だ。
そう思っていました。

どんどんセックスが苦痛になる

性欲がなくなってからするセックスは、
日を追うごとに、回数を重ねていくごとに、
私に苦痛をもたらしてきました

私は、自分の心の声に気がつかないふりをしました

週1回セックスをするという日々を1年以上続けていきました。

時が経つにつれて、ついに、誤魔化せないくらい
セックスするのが嫌だという気持ちが大きくなってきた時には、
私は自分の感情を否定しました

「それくらい頑張れないなんて妻失格だ。」

「夫は私と結婚して、私としかセックスができないんだから。」

「もし私が嫌だと言って、夫の欲求不満にさせて
 外で不倫をしたり、お店に行かせてもいいの?」

「だから、私が頑張るしかない。」

気がついたら、土曜日を迎えるのが苦痛になっていました。
土曜日は、夕方が近づくにつれ、気分が落ちていくようになりました。
夜ご飯を作りながら、何度もため息が出ていました。

子どもが寝てからの夫婦の晩酌の時間には、とにかくお酒をたくさん流し込みました。

もうその時には、
【酔っ払わないとセックスできない】
状態になっていたのです。

土曜日を迎えるたびに、とにかく大量にお酒を飲み、夫とのセックスを迎える私。

それは問題を先送りにしているだけでした。

そして、先送りにすればするほど、問題はより根深くなっていったのでした。

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