【12】セックスレス体験記 -悪いのは全て私。私なんて生きる価値がない

ふと目にしたYahoo!知恵袋

どれだけ話し合っても平行線のまま。

夫は私と触れ合いたい。
私は夫と触れ合うことができない。

この歳にもなって、男の人から強烈に求められるなんて恵まれている。
頭ではわかってる。頭では、、、

ある日、セックスレスについてネットで検索をしてみた。
Yahoo!知恵袋が目に入り、何気なくクリックしてみた。

そこには、「妻から拒否されて辛い」という内容が
リアルな体験談とともに、その方の悲痛な思いが、
ヒリヒリする温度感で綴られていた。

我慢するたびにどんどん心が壊れていく。
男としての自信がどんどんなくなってきた。
ふとした時に自然に涙が出るようになった。
断られるたびに妻への愛情が薄れていくのを感じる。
時々自分の首を絞めてしまいたい気持ちに駆られる。

私が夫をここまで苦しめている事実に
この時ようやく気づきました。

セックスレスの話し合いの時
夫はいつも優しく話してくれるので、
そこまで深く傷つけていることを知らなかったのです。

自分を責める

私が愛して、一番大切だと思って、
幸せにしたいと思って結婚した相手を、

私がセックスをしたくないという理由だけで、傷つけているということ。
その事実に愕然としました。

じゃあ、どうにかしてセックスできないかな？
私が頑張ればいいじゃない。
私が頑張れば、私が頑張れば、、、

でも、私には頑張れませんでした。

どうしたって、セックスができない。したくない。
我慢できるレベルはとうに超えてしまっていたのです。

自分を責めました。

私に思いやりがないからだ。
私が自己中で利己的な人間だからだ。
私しか彼を助けることができないのに。
彼に手を差し伸べられない私は、妻失格だ、人間失格だ。

私なんかと結婚しなかったら、夫は幸せだったかもしれない。
普通にセックスができる女の人と結婚していたら、
夫はこんな苦しむこともなかったんだ。

愛する人を不幸にしかできない私は
生きる価値なんてない。

そう思いました。