- 元セックスレス
- レスり側(拒否側)の妻
- 夫を大好きなのにできなかった
- 努力の末に1150日後にレス解消
相手拒否のセックスレスに、解決の糸口が見つからない…
相手が何を考えているのか分からない…
セックスを拒否される側は、自信を失ったり悲しくなったりして、
一刻も早く解決したいのではないでしょうか。
私たち夫婦は
互いに向き合い、時にぶつかり合いながら
様々な取り組みを重ねた結果
レス開始から約3年後にセックスレスを解消しました。
セックス拒否側だった私が、何を感じていたのか。
何をきっかけに、考え方を変えていったのか。
それを時系列で詳しくお伝えします。
私の体験談が、皆さんのセックスレス解消の糸口になりますように。
セックスの頻度は月1回に
私たち夫婦は、3年間のセックスレスを解消しました。
現在は月1回行うペースで落ち着いています。
夫はもう少し頻繁に出来たらと思っているようですが、
現在でも私はセックスに対してモチベーションがなく、
夫の満足のために頑張っている感じ。
私が頑張ってセックスをしていることを夫は理解しているので、
頻度には納得してもらっています。
変化したこと
セックスレスを発症し、夫婦2人でもがきながら、
解決の道を辿ったこの3年間。
私たち夫婦にもいくつかの変化がありました。
私が辛い、私が苦しいと言う「私が」という感情から、
「夫の苦しさを取り除いてあげたい、に変化したこと。
常に自分に焦点が当たっていたセックスレス期間。
長年経験してきた苦しみを蔑ろにしたくなくて、
大変だったことを理解して欲しくて、意固地になっていました。
レス解消に向けた話し合いや、世間のレスられ側の心境の情報収集を経て、
私の視点が「夫がどうなのか」と移ったこと。
これから夫婦として豊かな人生を歩んでいくにあたり、
必要な視点の変化を体験することができました。
蓋をしていた自分の恥ずかしい過去に向き合い、手放すことが出来たこと。
自分の歪んだセックス観と向き合うことは、羞恥心との戦いでした。
過去の欲望にまみれていた自分を認めてあげる。
ずっとずっと蓋をし続けていた過去の自分を、
ようやく手放すことができてほっとしています。
夫婦が本音を話せる関係になったこと。
相手を傷つけるかの知れないことを、伝えることを恐怖を知った。
セックスレスの3年間で、夫婦で何度も何度も
セックスレスについての話し合いをしました。
その期間は「苦しい」しかなかったけれど、
お互いの本音で話せる関係になったのは収穫でした。
また、これまで、ていのいい言葉で日常を過ごしていたことに気づきました。
夫婦間で、心地いいことだけして過ごしていたのです。
セックスレスと言う困難を経て、お互いを見る解像度が上がった気がします。
絶対に抜け出せないと思っていた闇の世界から、
「解決するんだ」と決めて動き出したら抜け出せた経験。
できるのか?できないのか?と迷っていた時は何も解決できなかったけれど、
「どうしたらできるのか?」と解決する未来を
自分の中で決定事項とした上で、解決策を考えてみたら、
難しい問題もクリアできたこと。
問題解決の基本姿勢をレス解消の経験から学べたと思います。
セックスレスの渦中にいて、辛い方へ
たかがセックス。されどセックス。
夫婦やカップル間でセックスに対する捉え方や頻度が違いは、
2人の愛情や関係性、信頼関係などに多大な影響を及ぼします。
特に拒否される側の精神的なストレスは計り知れません。
終わりの見えない地獄にいる気持ちになるかも知れません。
でも、私は、セックスレスは解消できる問題だと思っています。
私たちの経験が、同じような状況にある他の夫婦にとっても、
希望や勇気を与えることになることを願っています。
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