- 元セックスレス
- レスり側(拒否側)の妻
- 夫を大好きなのにできなかった
- 努力の末に1150日後にレス解消
相手拒否のセックスレスに、解決の糸口が見つからない…
相手が何を考えているのか分からない…
セックスを拒否される側は、自信を失ったり悲しくなったりして、
一刻も早く解決したいのではないでしょうか。
私たち夫婦は
互いに向き合い、時にぶつかり合いながら
様々な取り組みを重ねた結果
レス開始から約3年後にセックスレスを解消しました。
セックス拒否側だった私が、何を感じていたのか。
何をきっかけに、考え方を変えていったのか。
それを時系列で詳しくお伝えします。
私の体験談が、皆さんのセックスレス解消の糸口になりますように。
夫の本心
セックスレスの話し合い中。
友達の妊娠のニュースに喜べないという話を夫がした。
それをきっかけに、夫は本心を話し始めた。
昨日さ、Yuiが
「もうすぐ結婚して10年になるから、結婚指輪を新しくしたい」
って話してたよね。
その時にさ、全然笑えなかったんだよ。
セックスについては考えられないのにさ、
結婚指輪については色々考えられるんだって思っちゃった。
※結婚当時、「好みが変わるかも知れないから」とお互い納得の上で10年間ごとに新しい指輪を買うという前提で、
お高くない結婚指輪を選んだという経緯があります。
よくYuiが子どもに「パパを困らせないで」って言うじゃん?
あの言葉を聞くたびにさ、
俺にとって1番の困りごとはセックスレスなことなんだよなって思うんだ。
時々Yuiから手を繋いでくれたりハグしてくれたりするじゃん?
あれ、嬉しいの。嬉しいんだよ。嬉しいんだけど…
心のどこかでイライラすることも多いんだよね。
自分の都合のいい時だけ触ってきさ、って思っちゃうんだよ。
Yuiと晩酌するのが好きだった。
楽しいと顔をくしゃくしゃにして笑うYuiを見るのが好きだった。
でも最近、悲しけどそんな姿を見ても素直に「いいな」って思えないんだ。
好きだったところが、好きじゃなくなってきているのが悲しい。
いつもYuiは仕事も家事も育児頑張ってくれているよね。
ありがたいと思ってる。
でも、もっと感謝したいのに、感謝したい気持ちが無くなってきているのも事実で。
このままだと、Yuiのこと嫌いになってしまいそうで怖い。
私の理解の至らなさに気がついた
夫はこれまでもセックスレスであることが辛いと言っていた。
私はそれを理解しているつもりだった。
でも、こんなクッキリとした解像度では理解していなかった。
もっとぼんやり、「辛いんだろうなぁ」と思っているだけだった。
「辛い」という言葉だけではなくて、
どんな状況で、どんなことを感じるのか、
そして機会がどのくらい多いのか。
このエピソードを知ったことで、
初めて夫の辛いの本質みたいなものに触れられた気がした。
セックスを拒否する妻として、これまで心の中にあった感情。
「私がこれまで何年間も嫌だけどセックスして辛かったんだから、あなたも我慢してよ」
この気持ちが、スッと消え去ったのがこの時。
この瞬間が、私たちのセックスレス解消のターニングポイントだったと思う。
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